【平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴 10th】Round 4
予選Roundもいよいよあと2戦となる。
平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴に参加してるのは地元・長野のプレイヤーだけではない。このRoundでは、隣県・富山からやってきたプレイヤーASAKURAをフィーチャーしよう。昨年2018年度DMPランキング富山1位に輝いているASAKURA。対するは、過去の平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴で決勝進出経験をもつ、長野のプレイヤーのいしがASAKURAを迎え撃つ。
互いに現時点での戦績は全勝。つまり、この試合勝った方が予選をいち早く勝ち抜けることができる。勝利を手にするのはどちらだろうか。
ASAKURAの先手でゲームがスタート。
2ターン目に《異端流し オニカマス》、次ターンに《単騎連射 マグナム》を召喚していき順調に動いていくASAKURA。
一方、いしは後攻からスタート。先にASAKURAの《異端流し オニカマス》でシールドを破られ、3ターン目に《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を召喚。と、うまく動けない。
この時点でおそらく両プレイヤーは《“轟轟轟” ブランド》を取り入れたビート型のデッキタイプだろう。そうなると、いち早く相手のシールドをブレイクしていき、《“轟轟轟” ブランド》を出しづらくしていくことが求められる。
ASAKURAのターン。《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》を召喚し、1枚シールドをブレイク。深追いはせずにいしにターンを返す。
対するいしは《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》を召喚するのみで、攻めに転じることができない。《ヘブンズ・フォース》や《超次元 サプライズ・ホール》での踏み倒しは封じられている。ならばとクリーチャーを除去しようにもASAKURAのクリーチャーは全てアンタップ状態。隙がない。
返しのターン。ASAKURAのクリーチャー達の攻撃を前に、いしは攻撃を受けるしかなかったのだった。
WINNER: ASAKURA
見事予選通過一番乗りを決めたのはASAKURA。その完璧な戦略で勝利を収めた。流石は富山1位の男である。
惜しくも破れた、いし。自身曰く、初めてのフィーチャーマッチだという。残念ながら勝利はできなかったが、また、この席に帰ってきてくれるだろう。
試合終了後、ASAKURAに自ら「ありがとうございました!」と言いながら握手を求めるいし。「いい試合でした!」と言ういしに「ありがとうございます!」と応えるASAKURA。
平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴にまた、新たなドラマが生まれた瞬間だった。
writer:SHIGU