【平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴 10th】決勝第1回戦

5回戦もの熱き試合の末、ついに16名の選手がこの平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴の狭き門を突破した。中には各Roundでフィーチャーした選手がちらほら見える。長野、富山、石川と地元だけでなく北陸からはるばるやってきた選手達が決勝第1回戦の対戦席へと腰かけてゆく。そして、まだこのフィーチャー席に座していない他県の選手もいる。新潟県からやってきたOmuguy8もその1人。地元選手のJoker_もフィーチャー席に腰かける。

 

決勝第1回戦は新潟VS長野の対戦カードとなった。

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先攻はJoker_。2ターン目に《轟車 “G-突”》を。3ターン目に《ヘブンズ・フォース》を使用し、ゴリガン砕車 ゴルドー/ダイナマウス・スクラッパー》を呼び出し、《“轟轟轟” ブランド》を召喚して開始早々有利な状況へ。

 

 

そのまま《“轟轟轟” ブランド》でW・ブレイク。しかしながら、S・トリガー《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》 《ボーイズ・トゥ・メン》の2枚が発動し、Joker_のこのターンの攻撃は終わってしまう。

 

後攻のOmuguy8。このターンになにかアクションをしなければ非常に厳しい戦局になるだろう。ここで、マナチャージをしたOmuguy8がなにかミスをしてしまったのか「あっ…」とポツリ。本来、チャージする予定だったカードと間違えて別のカードをチャージしてしまったようだ。基本的には1度宣言などをしてしまったのは戻すことができない為、認められずそのまま続行となってしまう。

 

 

痛恨のミスをしてしまったOmuguy8。勝負事においてはこのような1つのミスが命取りとなってしまう。公認CSや過去の公認グランプリなどでもこのようなミスをしてしまった選手なんてものは星の数ほどいるだろう。

 

 

渋々、《獅子王の遺跡》を唱えるOmuguy8。しかし、この呪文の強力な効果であるマナ武装は発動せずに終わり、Joker_にターンが渡ってしまうが、ここでJoker_は何もせずにターンエンド。

 

Omuguy8にターンが返ってくる。《超次元 ホワイト・グリーンホール》を唱えて、《勝利のプリンプリン》をバトルゾーンに。《“轟轟轟” ブランド》を攻撃できなくさせ、更にシールドも追加される。なんとか耐え抜いたか。

 

 

が、現実はそんなに甘くはなかった。《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を唱えたJoker_。この効果でカードを1枚引く。そして、Joker_の手札は、1枚。そう、ここでがやってきた。

 

そのクリーチャーがバトルゾーンに降り立った時、Joker_の猛攻に対抗するカードは無く、Omuguy8は決勝第1回戦で姿を消すのだった。

 

WINNER: Joker_

 

聞けばJoker_が今回持ち込んだ『赤白“轟轟轟”ブランド』というデッキはRound1、4でもフィーチャーされた筑前煮、いしらと計4人で48枚同じ内容でシェアしてきたらしい。そして、筑前煮及びいしはJoker_同様予選の門を突破している。今後の彼らのデッキがどこまで勝ち進んで行くかにも注目だ。

 

 

writer:SHIGU