【平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴 10th】Round 3

予選も3回戦を迎える。

 

この3回戦でフィーチャーされるのは、初の2ブロックフォーマットでの開催となった公認グランプリ、「GP7th」の頂点に立ち、日本1の称号を得たえんがわである。2018年度DMPランキングでは、全国10位、神奈川県1位。全国大会ではベスト8に入るという名実共にトップクラスのプレイヤーである。対するは、地元・長野のプレイヤーT@GP5。えんがわが評判通りの力を見せつけるか、はたまたT@GP5がえんがわを下すのか。緊迫のRound 3が始まる。

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T@GP5の先攻でスタート。互いにマナをチャージして終わる1ターン目だが、ここでえんがわのマナゾーンには《*/弐幻ニャミバウン/*》が置かれる。そう、新システムのオレガ・オーラである。もちろん超GRゾーンもある。新しいカードをいち早く取り入れてるこのえんがわの戦略は吉と出るのか凶と出るのか。

 

3ターン目に《コンダマ/魂フエミドロ》を唱えてマナブーストに成功するT@GP5。対して《異端流し オニカマス》を2ターン目に召喚し、3ターン目にシールドブレイクするえんがわ。

 

 

T@GP5は《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四〜土を割る逆瀧〜》を召喚し、《コンダマ/魂フエミドロ》を唱えて更にマナを増やす。この時点で8マナもある。対するえんがわは《ドンドン吸い込むナウ》を唱え、《“必駆” 蛮触礼亞》を加え、T@GP5の《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四〜土を割る逆瀧〜》を手札に戻す。追い打ちに《異端流し オニカマス》でシールドブレイクしてターンを終える。

 

 

T@GP5が、動く。

天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》を召喚。更に《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》を召喚する。《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》を唱えて、《コンダマ/魂フエミドロ》を場に出す。しかし、これは《異端流し オニカマス》によって手札に戻される。えんがわから許可を取り思考に入るT@GP5。戻された《コンダマ/魂フエミドロ》を唱え、《始虹帝 ミノガミ》を召喚。そのまま《異端流し オニカマス》へ攻撃するも、《光牙忍 ハヤブサマル》によって防がれてしまい、えんがわにターンを返す。

 

考えるえんがわ。おそらくT@GP5の使用するデッキはツインパクトカードをふんだんに使ったループデッキだろう。故にえんがわにはこのターンにプレイするカードを間違えるわけにはいかない。《奇天烈 シャッフ》を出し、「6」を宣言し、ターンを終える。

 

T@GP5にターンが渡る。《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》を召喚し、マナを全てアンタップする。この時点でT@GP5のマナゾーンには16枚ものカードが置かれていた。そして、ここで召喚されたのは《水上第九院 シャコガイル》!更に《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》を2回連続唱え、山札の圧縮をしていく。そして最後に《コンダマ/魂フエミドロ》を唱え、ターンを終了。T@GP5の山札は2枚!

 

《水上第九院 シャコガイル》のEXTRAWINが成立し、T@GP5が勝利を掴んだ。

 

WINNER: T@GP5

 

Round 3はバラギアラループを巧みに操ったT@GP5が勝利した。決勝トーナメントへ大きく前進したのである。一方、敗北してしまったえんがわ。予選を勝ち抜けるには厳しい状態となってしまった。が、彼なら勝ち抜けてきてくれるだろう。そんな2人の選手は次のRound 4へと向かっていった。

 

writer: SHIGU