【平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴 10th】Round 2
長野で1番強いのは誰?
それは誰にもわからない。だがしかし、現時点ではこの男が最も近いかもしれない。2018年度DMPランキングで長野1位の座に就いたあかりんである。過去の平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴でも優勝経験もあり、公認グランプリであるGP4th.5th.6thと3連続予選を勝ち残っている実力を誇っている。迎え撃つは《『覇道』の頂 シュラ・ベートーベン》を愛し、使用したデッキで多数の好成績を残しているポリーだ。共にRound 1は1勝している両者。予選を勝ち抜ける為、己のプライドの為、フィーチャー席に腰掛ける。
ポリーの先攻でスタート。2ターン目に、《フェアリー・ライフ》を、次ターンに《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》を唱え、開始早々スタートダッシュを決める。
あかりんも対抗するかのように《異端流し オニカマス》、次ターンに《単騎連射 マグナム》を召喚していく。
あかりんのマナが4マナになる時、ここでポリーの超次元ゾーンを確認する。「少し考えさせてください」と、ポリーに許可を取り戦略を練る。ポリーもその間に次のターンにどれが最適なプレイか計算する。
思考が終わる。あかりんが動く。
4マナを使用し、《奇天烈 シャッフ》を召喚。
ポリー「コストは?」
あかりん「宣言6で」
ポリー「6…」
返しのターンのポリー。《トップ・オブ・ロマネスク》を召喚し、あかりんにターンを渡す。
あかりんが仕掛ける。《末法 チュリス》をB・A・D 1で召喚。出てきたのは《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》。更に、あかりんの手札は1枚。 もちろん、それは《“轟轟轟” ブランド》!!この動きには流石のポリーも「強い…」とポツリ。《トップ・オブ・ロマネスク》を《“轟轟轟” ブランド》の効果で破壊し、《奇天烈 シャッフ》の攻撃時に 「7」を宣言。
恐るおそるシールドを捲るポリー。しかし、トリガーは、ない。そのまま《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》でシールドをブレイク。《コクーン・シャナバガン》をS・トリガーで唱えるも、解決にはならない。《“轟轟轟” ブランド》で更にブレイク、《異端流し オニカマス》のダイレクトアタックが通り、あかりんがRound 2を制した。
WINNER: あかりん
まるで主人公のようにゲームを制したあかりん。かつての相棒である《真・龍覇 ヘブンズロージア 》と《時の法皇 ミラダンテXII》を失ってしまったが、新たな相棒を引き連れて勝利を手にした。惜しくも、敗れてしまったポリー。自らの相棒《『覇道』の頂 シュラ・ベートーベン》を戦場へと呼び出すのは見れなかったが、これまで通り相棒とともに駆け抜けてくれるだろう。これからも。
writer: SHIGU
【平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴 10th】Round 1
平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴も今回で10回目の開催となる。これまでの間、多くのプレイヤー達によってたくさんのドラマが生まれてきた。そして、新たなドラマを実現しようと1人のプレイヤーが名乗りを上げた。
#平安堂デュエマCS更埴
— 筑前煮@4/28.29川中島5/3ラボ長野 (@ataihabakajanai) 2019年3月23日
俺、筑前煮!長野の公認ジャッジさ!先週の誕生日はクリモネ杯優勝でしっぽりさせてもらいました!
優勝するので呼んでください!
この選手、見覚えがある。そう、第1回上越メディアCSで"緑単グラスパーループ"を使用していた筑前煮だ。前回は残念ながら敗れてしまったが、今回こそは優勝を目指す心意気に感動したので、フィーチャーしよう。対するは、北陸地方を中心にコンプオフ鐘紡CSをはじめとする公認CSを主催しているモルさん店長だ。富山と長野を代表する2人のプレイヤーが激突する。
モルさん店長の先攻でスタート。2ターン目に《こたつむり》を召喚してターンを終わるモルさん店長に対し、1ターン目に《希望の親衛隊ラプソディ》、2ターン目には《ナゾの光・リリアング》を召喚し、キズナ効果で《ヘブンズ・フォース》を唱え、《轟車 “G-突”》《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の2体を出し、展開して行く筑前煮。かなり順調な動きであるだろう。しかし、筑前煮は大量展開したことによって手札が無くなってしまう。
3ターン目、何もできないモルさん店長に対し、ドローした後、《こたつむり》の効果を確認する筑前煮。その後に手札から現れたのは、《“轟轟轟” ブランド》!!cip効果で《こたつむり》を破壊し、シールドをブレイクしていく筑前煮。3枚目のシールドから《メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル》を発動し、《轟車 “G-突”》を撃破するモルさん店長。
筑前煮のバトルゾーンには、《希望の親衛隊ラプソディ》《ナゾの光・リリアング》《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》《“轟轟轟” ブランド》の4体がいる。モルさん店長は、《ダチッコ・チュリス》を召喚し、軽減効果で《DBL “ファンク”C-軍》を召喚。しかし、モルさん店長のマナゾーンには4マナしかない為、《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》がバトルゾーンにいるので、山札の下へ送られてしまう。
痛恨のミスをしてしまったモルさん店長。思わず苦笑いしてしまう。そんなことにはお構いなしと筑前煮のクリーチャー軍団が襲いかかりモルさん店長は防ぎきる事は出来なかったのだった。
WINNER:筑前煮
Round1を見事勝利したのは筑前煮。自身の目標となる優勝へ大きな一歩を踏み出すことができた。モルさん店長は厳しいスタートとなってしまったがまだチャンスはある。自分の使用するデッキと己を信じれば必ず勝利への道が開かれるだろう。平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴はまだ始まったばかりである。
writer:SHIGU
【平安堂 デュエマCS☆IN☆更埴 10th 】殿堂0決勝戦
殿堂0決勝戦……
本戦のトーナメントに負けず劣らずのアツイ決勝戦が始まる。
名前の通り、【殿堂0】には殿堂レギュレーションは無い。
《母なる大地》も《蒼狼の始祖アマテラス》も《無双竜機ボルバルザーク》も使用が可能だ。
もちろん、《超戦龍覇 モルトNEXT》×《爆熱天守 バトライ閣》のコンビも。
両者の準備が完了し、
デュエマスタートのかけ声と共に試合が開始された。
すけぽぉん vs ☆こーひーぜりー☆
(赤白轟轟轟 vs 零t青ジョーカーズ)
すけぽぉんの先攻でゲームスタート
チャージしたのは…
強力な呪文メタクリーチャー、《正義の煌き オーリリア》。
《母なる大地》をも封じるカードだ。
※この試合に《母なる大地》は登場しません。
対する☆こーひーぜりー☆は《バイナラドア》をチャージ。
すけぽぉんは《ナゾの光・リリアング》から《ヘブンズ・フォース》を唱え、《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》をバトルゾーンへ出し、そのままシールドをブレイク!
☆こーひーぜりー☆のシールドから《バイナラドア》が捲れたものの、ジョーカーズの枚数が足りず、ボトム送り効果を使えない…
さらに続けて《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》でもう1度シールドをブレイク。
そのまま☆こーひーぜりー☆に ターンが返り、《ヤッタレマン》召喚‼️ からの~……
最強手札に補充カード‼️
《ゼロの裏技 ニヤリーゲット》をG・0で唱え、ターンを返す。大量に増えた手札で反撃の準備を整えた。
しかし、すけぽぉんの猛攻は止まらない。
《単騎連射マグナム》を召喚し、《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》、《ナゾの光・リリアング》でシールドを0にする!
ここでもST《バイナラドア》が出るものの、今度は置換効果で墓地に置かれてしまう…
☆こーひーぜりー☆は《ヤッタレマン》と2体の《チョコっとハウス》を召喚しターンを返す…
これでもか!と
デッキトップから《轟轟轟ブランド》を引き寄せた すけぽぉん。
圧倒的なスピードでダイレクトアタックを決めた。
WINNER:すけぽぉん
使用デッキレシピ
赤白轟轟轟ブランド@すけぽぉん
零t青ジョーカーズ(ナッシング・ゼロ)
あらゆるカードが使用可能となる【殿堂0】
これを機に殿堂0のデッキを組んで見てはいかがだろうか…
writer: アソパソ
シールド戦のすゝめ
こんにちは!
新潟県でジャッジしてます、アンパンです!
2019年3月31日、
コンプオフ鐘紡CS 【シールド戦】に参加してきました!
戦績は2-3予選落ちと残念な結果となりましたが、新鮮な試合が出来て、楽しい大会でした!
シールド戦とは?
・その場で15パックを開封してチェック!
・チェックしたら他のプレイヤーがチェックしたカードを受けとる!
・受け取った75枚からメインデッキ30枚とGRゾーン12枚(12枚未満なら全部使う or 全部使わない を選べます!)
・デッキを構築したら、今度は試合!
・優勝を目指してファイト!
今回は私がゲットしたカードで強いなと思ったカードを簡単に紹介します!
ボンバヘイ:破壊されたらGR召喚!
ミッツァイル:出る時に好きな数、自分のクリーチャーを破壊!
破壊したクリーチャー1体につき、コスト2軽減!
破壊した数GR召喚!(自軍はSA!)
ボンバヘイを破壊して出したらさぁ大変!
ニャミバウン:ST持ちのGR召喚オレガオーラ!クリーチャーに付けたとき一体バウンス!
ア・ストラ・ゼーレ:最強オレガオーラ!バウンスで相手の盤面を壊滅させながら、6体以上戻す事ができれば追加ターン!
オカリオ:序盤にブロッカーとして出して、破壊されてもGR召喚で牽制!
ハープララ:パワー9500のバケモノ!タップインして、アンタップするには制約があるが、除去困難なWブレイカー!
サクスメロディ:大量展開可能な切り札!
※6体以上になって、ア・ストラ・ゼーレの的を作らないように注意!
♪仰ぎ見よ閃光の奇跡:最強ST!ゲットしたら即採用!
説明不要の強さ!
自然を無理なくデッキに組み込めるなら採用したい!
孤高の圧は自然確保兼、STで採用されているプレイヤーが多かったです!
他にもまだまだ強いカードがたくさんあります!
お近くでシールド戦CSが有れば、是非参加してみて下さい!そして最強のデッキを作って下さい!
宣伝
2019年5月1日開催 第2回上越メディアCS
https://www.izazin.com/taikai/59169667
2019年5月2日開催 第3回上越メディアCS
https://www.izazin.com/taikai/52711246
※いづれもシールド戦
・定員:32名
・トップ4でエンターテイナー+トライガードチャージャーをゲット!
※写真はコンプオフ鐘紡店 モルさん店長より頂きました!
GWに2日連続開催です!
皆様、ご参加をお願いします!(^ω^)
それではまたCS会場で会いましょう!(*^^*)
殿堂0 大地サイクリカ ミニ解説
《奇天烈 シャッフ》 《機術士 ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
シャッフ、ラッキーナンバーの愛称で殿堂フォーマットの第一線でも活躍するこの2枚のカード。
能力もイラストも共通点の多いこのカードだが、殿堂0の大地サイクリカでの採用率はシャッフに軍配があがるそうだ。
ラッキーナンバーの不採用理由の考察を黒木氏[名誉三条勢]へインタビューし、記事にまとめた。
大地サイクリカ エスカルデン採用シャコ型A
写真提供:黒木氏[名誉三条勢]
・大地サイクリカに置ける、ラッキーナンバー不採用理由とは?
黒木氏[名誉三条勢]:このエスカルデン採用の大地サイクリカでは不採用とした理由が2つあります。
不採用理由①
コスト5のクリーチャーである、エスカルデンをヒラメキプログラムの効果で破壊してコスト6…つまり、このデッキの心臓である、アマテラスを出すことがループ始動のプランの1つだが、機術士ディールのコストも「6」
アマテラスの着地を阻害してしまう。
3 マナをアンタップするカードのサンナップを不採用とした代わりに、エスカルデンを採用。
サンナップのループルートをオミットしてまで採用した前述のループルート
【ヒラメキ→エスカルデン→アマテラス→無限マナブースト→シャコEX WIN】との相性が悪いのだ。
※筆者(アンパン)が所持していない為、《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》の写真はございません。ご了承ください。
いかに手札のヒラメキを腐りにくい構築にしたとしても、ヒラメキエスカルデンからディールが捲れてしまえば、ループに入れず致命的なタイムロスとなる為、ディールは不採用とした。
不採用理由②
大地サイクリカのミラーマッチでは先にコスト3の呪文を封じて、ループルートも封じる事がセオリーとなる。
先にラッキーナンバーで3を宣言しても
その後で相手がシャッフを出してきた場合、相手もまた、シャッフで3を宣言するだろう。
先にラッキーナンバーで4を宣言して相手のシャッフの召喚を封じても、アマテラスから母なる大地を唱えられてしまえばゲームエンドまで見えてしまう。
ディールを先にプレイしても、他のループ始動のカードをプレイされてしまえば、ほぼ詰み。
故に不採用とした。
・その他
ラッキーナンバーは3マナというコスト軽さから、ブーストに合わせて撃ちやすく、腐りにくさが魅力的ではある。
が、
天敵たる轟轟轟ブランドには撃ってる余裕がない為、ラッキーナンバーの採用は見送るケースが多い。
ミランダからサイキッククリーチャーを使用する型、大地サイクリカ ミランダ型では
オニカマスに対処する為、《機術士 ディール/「本日のラッキーナンバー!」》 が必須となるだろう。
大地サイクリカ ミランダ型
写真提供:やどん
※ミランダ型だがラッキーナンバーは採用されていない。オニカマスにはオブラディホーネットで対応する等、別のプランもあるとのこと。
黒木氏[名誉三条勢]:
解説は以上です。
あくまで私的見解ですが、
皆様の参考となれば幸いです。
・最後に
もはやデュエル・マスターズおいて、概念へと昇華した【大地サイクリカ】。
使い手によって様々な構築となるこのデッキにおいて、セオリーはあっても絶対的な正解は無いのかもしれない。
好きなカードで勝利する。これがカードゲームの楽しさの1つ。
環境を読み、自身のプレイングを磨き、
新たな解を見つけて欲しい。
黒木氏[名誉三条勢]さん、インタビューお疲れ様でした!ありがとうございました!
最後まで読んで頂き、ありがとうごさいます‼️
筆者としても、皆様の参考になれば幸いです。
聞き手:アンパン
大地サイクリカ スペシャルアドバイザー:黒木氏[名誉三条勢]
殿堂0 デッキ紹介
みなさんこんにちは!
新潟でジャッジをしています、アンパンです。
今後の上越メディアCS(新潟県)、北信越CS(北信越地方のどこか)でヘッドジャッジを務める予定です。
今後の上越メディアCS、北信越CSではサブイベントとして殿堂0トーナメントを計画しています!
また、コンプオフ鐘紡CSさん(富山県)、コンプオフ野々市CSさん(石川県)は毎回サブイベントとして殿堂0を開催しています!
予選を上がれなくとも1日楽しめるので足を運んで見てはいかがでしょうか!?
殿堂0って言ってもデッキがわからない…
という方にもオススメしたいので!
殿堂0を更に皆様に知って頂きたく!
デッキ紹介記事を書きました!
参考になれば幸いです!
2002年に発売され、今なお全国でプレイヤーを獲得しているカードゲーム、「デュエル・マスターズ」
これまでに幾度も殿堂を施行し、適正なゲームバランスとしてきた。
今回(1月27日発表)の殿堂で筆者のデッキもいくつか解体することとなりました( ;∀;)
そんな殿堂カード、プレミアム殿堂カードを制限なく使用できるのが、屈指の人気を誇るフォーマット「殿堂0」。
今回は、10個の「殿堂0用」デッキレシピと簡単な紹介をします。
①肉汁メルゲループ
写真提供:たす
たす「ピットデル抜いてラフルルが良かった。」
メルゲ着地から水の低コストクリーチャーを展開して打点形成!ラフルルを添えてフィニッシュ!
4積みモールスが強い!
(プレイマットカッコいいなぁ…)
②ドロマーキクチパトロール
写真提供:S.Masato
S.Masato「初動は全て光の2コスト、1ターン目にレインボーをマナチャージしてスタートしたい。」
・キクチ師範代orカルマ・カレイコとアクア・パトロールによって、シールドを全て山札に戻し、キクチ効果で追加される筈のシールドは墓地に置かれる…
そのコンボは脅威そのもの。
・考え抜ぬかれたマナカーブ、文明配分。
ハンデスやオリオティスジャッジで凌ぎ、キクチパトロールを決めろ!
写真提供:ジョレ
ジョレ「メメントが硬いです。」
・前述のドロマーキクチパトロール同様、超強力手札補充獣のアクアンをヘブン・フォースで出せば、一気に手札消費してしまうデメリットを帳消し…いや、それを上回る動きをしながら、キクチパトロールによるシールド一掃を堅実な物としている。(ヘブフォアクアンしたら、アクアンでヘブフォを引けないと次の展開きつくなるらしいです!)
この動きをできなくとも、オリオティス・ジャッジで相手の不正を摘発できれば勝利は目前!?
・各種呪文ST、メメント守神宮によるタイムアドバンテージの獲得で防御も万全のデッキ!搭載したあらゆるメタカードを使いこなして、勝利を目指せ!
④赤白轟轟轟
写真提供:ジョレ
ジョレ「禁断2枚採用の方が良いです。」
・殿堂、2ブロックでも その圧倒的スピードで活躍している轟轟轟ブランド。
・オーリリアの積極採用により、母なる大地、ラッキーダーツ、ホーガンブラスターを封殺出来る為、ラビリンス発動のオーリリアは脅威そのもの。
ヘブフォオーリリアはやめてくれ〰️
(殿堂0はラビリンス発動のオーリリアがいたら、かなり強いですよ!みんな気を付けてね!)
⑤W禁断ギガタックデリート
写真:アンパン
・最速の踏み倒し呪文、ラッキーダーツを4枚搭載し、オールデリートによるワンキルや重量級超次元呪文からラストストームへ繋げ、一気に勝負を決めるデッキ。
・ラストストームから各種サイキッククリーチャーを出して、ヤヌス覚醒効果のSA付与を行う事で容易に過剰打点を形成出来る為、対禁断採用デッキに対しても太い勝ち筋を持っている。
・対禁断採用デッキには自分のターンにオールデリートを唱えるとこちらが負けてしまうが、ハイパー・ギガタック・トラップにより相手のドキンダムXを引きずり出してたっぷり増えたマナを使い、ガードホールで除去。といったことも可能。
※ポジトロンサインを不採用としていますが、それはお好みでアレンジして下さい。
※ラビリンス発動のオーリリアでほぼ詰みます。
⑥大地サイクリカ エスカルデン採用シャコ型A
写真提供:黒木氏[名誉三条勢]
Q このデッキの凄いところを教えて下さい。
A (黒木氏[名誉三条勢]回答)
ライフ→ステップルA大地アマテラスヒラメキサイクリカ大地ステップルBで3ターン目にループに入れるところ。(ステップルBの部分はエスカルデンでも良い)+シャッフとホーネットによるメタとメタのメタを無理なく積めるところ。
先に動いて抑えつけるプランもあれば後ろに回って往なす動きも取れる柔軟性が強み。
⑦大地サイクリカ エスカルデン採用シャコ型B
写真提供:ピッピ
ピッピ「すごく丸い使いやすい。」
⑧大地サイクリカ エスカルデン採用シャコ型C
写真提供:maru
maru「大地サイクリカは概念」
⑨大地サイクリカ 2019.1.19-20 ミランダ型
写真提供:やどん
やどん「轟轟轟多い読みでオチャ増やして、オーリリアいない読みでオブラディ切ってます。」
⑩大地サイクリカ H.D.2型
写真:アンパン
超次元カードアドバイス:黒木氏[名誉三条勢]
前述のシャコガイルとは違い、マナクライシスでの妨害、H.D.2によるLOでフィニッシュをする型。
超次元ゾーンのカードは猿ループと思わせ、大地サイクリカに採用されている最強のメタカード 《奇天烈 シャッフ》をマナに置かせることを狙いとしている。(黒木氏[名誉三条勢]談)
筆者は銀枠アマテラスのイラストがお気に入りである。(それが1枚しかないのは予算の都合による。)
殿堂フォーマットでは見ることの無いカードが活躍する対戦風景は観戦していてもワクワクしますね!
プレミアム殿堂のカードは比較的安価なので、デッキを組んで見てはいかがでしょうか!?
ご縁が有ればCS会場で会いましょう!
【テキストカバレージ】上越メディアCS 決勝トーナメント 決勝戦
かつてCSでの環境を支配し尽くしたドギラゴン剣やジョーカーズ などのデッキアーキタイプをも制圧した《卍 デ・スザーク 卍》。しかし、それをも跳ね返す規格外の強さを誇る《ジョット・ガン・ジョラゴン》。新弾が発売されるたびに強化されるこの2つのカードを切り札に今宵、2人のプレイヤーがフィーチャー席に腰掛ける。
Game1
《ジョット・ガン・ジョラゴン》の規格外の強さで勝ち進んできたEve。
《卍 デ・スザーク 卍》による圧倒的な制圧力で勝利してきたキリサメ。
予選4回戦で対戦した時はEveが勝利している…しかし、そんなことはもうどうでもいい。この勝負で勝った方こそが本当の勝者だ。泣いても笑ってもこれが最後。
ついに決勝戦!戦いの火蓋が切って落とされた!
予選順位の高かったEveが先攻でスタート。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》によって《ガヨウ神》を手札に加え、《パーリ騎士》でマナブーストして着々と次へ繋げていく。
対するキリサメは《堕魔 ドゥシーザ》で《パーリ騎士》を破壊する。想定内といった表情でEveは《ガヨウ神》を召喚し手札を補充していく。
Eveの‘’切り札‘’。
それの攻撃を許せば、敗北してしまう。
そうはさせまいと、キリサメは《堕魔 ヴォガイガ》を召喚し、無月の門を宣言。《卍 デ・スザーク 卍》を召喚し、《ガヨウ神》を破壊する。
これもまた想定内といった表情でEveは《ヤッタレマン》を召喚。更にJ・O・Eで《サイコロプス》を召喚し、《卍 デ・スザーク 卍》を山札の下へ送る。
キリサメは手札から再び《堕魔 ヴォガイガ》、《堕魔 ドゥリンリ》を召喚したが、無月の門を発動させることは無かった。
Eveはその隙を逃すまいと《ポクチンちん》でキリサメの墓地を一掃した。
更に続けて‘‘切り札’’《ジョット・ガン・ジョラゴン》が召喚された。
すぐさま攻撃を宣言!
手札から《アイアン・マンハッタン》が捨てられ、シールドを3つブレイク!更に《キング・ザ・スロットン7/7777777》を捨て、山札の上から《ガヨウ神》が着地する。
止まらない――――――
一度走り出したら勝利を掴むまで止まらない。
《ガヨウ神》の効果によって更に《バイナラドア》が捨てられ盤面を蹂躙していく!
そのまま《ジョット・ガン・ジョラゴン》のW・ブレイクが加わり、キリサメのシールドは0。
《ヤッタレマン》がダイレクトアタックを決め、Game1 はEveに軍配が上がった。
Eve 1-0 キリサメ
Game2
先攻はキリサメ。
《堕魔 ドゥリンリ》、《堕魔 グリギャン》を召喚。墓地を肥やして戦いの準備を整える。
対するEveは
《パーリ騎士》、《ヤッタレマン》、《ガヨウ神》と繋げていく。
《堕魔 ヴォーミラ》を召喚し、無月の門が開かれる!
《卍 デ・スザーク 卍》がキリサメのバトルゾーンに着地し、《ヤッタレマン》を破壊する。
対するEveは冷静にカードを捌く。
《キング・ザ・スロットン7/7777777》を唱え、《堕魔 ヴォーミラ》を山札の下へ送る事でリソースを妨害。その次のターン、《ガヨウ神》を召喚、手札を補充して攻撃に備える。
キリサメは《追憶人形ラビリピト》を出し、手札破壊効果で《サイコロプス》を捨てさせる。
ターンが移り、もう1枚の《サイコロプス》と《キング・ザ・スロットン7/7777777》によって、《卍 デ・スザーク 卍》 と《追憶人形ラビリピト》が山札の下へ送られたキリサメだが、《卍 デ・スザーク 卍》を再建し、《ジョット・ガン・ジョラゴン》の妨害を試みた。
そのままEveにターンが移る。
今の状況では次のターンに召喚されるであろう、《ジョット・ガン・ジョラゴン》を除去できない。
…それでもキリサメの闘志は消えていない。
「平安堂 デュエマCS IN 川中島 8th」では今日と同じく、"闇単卍デ・スザーク卍"を使い優勝している。
トーナメントでは、
不利対面と言われる火闇ドルマゲドンを撃破し、決勝戦でも3ターンキルに特化している火水ドギラゴンバスターを2-1で下している。
ここまで勝ち抜いた。
最後の最後まで諦めない熱い闘志で試合を続ける。
予想通り、Eveは《ジョット・ガン・ジョラゴン》を召喚。しかし《卍 デ・スザーク 卍》の効果でタップしてバトルゾーンに出るため、このターンは動けない……。そのままキリサメへターンを返す。
ここで《ジョット・ガン・ジョラゴン》を破壊したい…《堕魔 ヴォガイガ》を召喚し《ジョット・ガン・ジョラゴン》の除去手段を模索する…
頼みの《卍 デ・スザーク 卍 》が墓地に落ちない…
除去出来ずに再びEveにターンが移った。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》が攻撃を開始した。
ドロー!ディスカード…
《アイアン・マンハッタン》!!
シールドをブレイクし、《キング・ザ・スロットン7/7777777》を更に捨て、山札の上から《ポクチンちん》がタップ状態で着地。
キリサメの墓地を再び一掃し、ターンエンド。
《アイアン・マンハッタン》の効果でバトルゾーンに1体しか出せない為、ブロッカーでもある《堕魔 グリギャン》を召喚しターンエンド。
―――――強い。あまりにも強い。
キリサメも分かっている。
《アイアン・マンハッタン》のロック能力がある限り、Eveの《ジョット・ガン・ジョラゴン》を止める事は出来ないと
Eveのターン。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で《ガヨウ神》を手札に加え、そのまま召喚。手札から《ポクチンちん》を捨てて残り少ない自身の墓地をリカバリー。
再び《ジョット・ガン・ジョラゴン》が動き出す。
《ワイルド・シールド・クライマックス》が捨てられ、《堕魔 グリギャン》をその効果で《ジョット・ガン・ジョラゴン》とバトルさせ、破壊。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》の圧倒的な突破力を止める術は無く、そのままダイレクトアタックが通った。
Eve 2-0 キリサメ
WINNER:Eve
固唾をのんで見守っていたギャラリーから両者の健闘を称えた拍手が送られる。
Eveとキリサメは握手を交わし、
上越メディアCSの全試合が終了した。
おめでとう!Eve!
上越メディアCS、ファーストチャンピオン!
writer:アンパン